築約40年の和風住宅を、若いご夫婦が住まわれる機会に合わせてリフォームをしました。 水回りは、ご主人のご両親が住まわれる母屋で共有されるため、リビング、居室、洗面のリフォームになりました。

眠りの空間と、くつろぎの空間をガラスのパーティションで仕切りました。床材はホワイトオーク柄を選び、木目が生きるダークブラウンの室内ドアとの調和を大切にしました。色を変えても木目の調和を整えることで一体感のある仕上がりです。

階段の下部分を活用して、書斎コーナーを設けました。
奥行が少ない棚板に、収納できるキーボード用の板を設置し、機能的でスペースに無駄のない空間ができました。

今はお子様がおひとりですが、将来のお子様のために仕切れる子供部屋を作りました。
既存の梁をそのまま生かすことで天井が高く、広がりのある空間が実現しました。
仕切った後のことを想定して、それぞれの正面の壁は、青と緑に貼り分けをし、今にも子供たちの笑い声が聞こえてきそうな楽しい空間になりました。