敷地前調査に訪れた時は既存の建物があったことや土地が周辺より下がった場所にあった為、風が通り抜けないイメージでした。
それらをふまえて周辺環境や風の流れ、太陽光の入りを充分に配慮したうえで、この土地に建てて良かったと思っていただけるように設計提案し完成したものが現状の建物です。
写真のように北東から充分な採光をリビングに取り入れることができ、風も吹き溜まることなく建物の後ろへと流れていく、人にも家にも優しい環境づくりができました。
LDK一体となった空間はテラスから入る太陽光のお陰で部屋全体を明るく照らしてくれます。
リビング階段には開放感がでるよう扉を設けず、アイアン手摺を設置しました。
籠り部屋兼書斎として他の部屋とは異なる落ち着いたトーンの色合いでまとめてあります。
建物正面にはサッカーの練習用に広く人工芝を敷きました。ちょっとした練習をするにはちょうど良い広さを確保。グリーンがいい意味で眩しく建物のアクセントになっています。